SEO対策 #06 ワードプレスは本当にSEO対策に強いのか?
※動画でもわかり易く解説していますので興味のある方はご覧ください。
SEO対策に興味ある人なら、「ワードプレスはSEOに強い」というフレーズを目にしたことがあると思います。
しかし、「ワードプレスはSEOに強い」と云われている本当の理由を理解している人は極僅かです。
たとえば、通常のHTMLサイトや他のCMSサイトとワードプレスで制作したサイトの2つを同じ設計で同じコンテンツを掲載した場合「ワードプレスだからHTMLサイトや他のCMSサイトよりも上位表示される」ことはありません。
それでは、なぜ「ワードプレスはSEOに強い」と云われるのでしょうか?
《「更新」の定義について》
Google検索アルゴリズムの評価基準のひとつにホームページの「更新頻度」があります。
この「更新」についての定義が曖昧な人たちが多くいます。
SEO効果のある「更新」作業とはホームページ内に「定期的に新しいページが増える」ことを意味します。
つまり、「定期的に新しいコンテンツページが増える」ことを意味します。
既存ページのコンテンツに対して加筆したり、改訂することも「更新」の定義に含まれますがSEO効果は薄いです。
この「更新」の定義を知らない人が多いようです。
また、ワードプレスの投稿機能を使用してブログを運用する場合、「とにかく更新すればよい」訳でもありません。
ホームページの基本設計とブログの設置方法と更新するコンテンツの内容によってSEO効果は異なってきます。
ワードプレスでホームページを制作してブログを設置する場合には、SEO効果のある更新作業を行う必要があります。
SEO効果の得られない更新作業は「時間のムダ」にしかなりませんので注意してください。
「ワードプレスはSEOに強い」という本来の意味は「更新作業が行いやすい」、つまりホームページ内に「新しいページを増やす作業が行いやすい」という意味です。
どのような仕様のホームページでもSEO効果に差が出るのは「設計」と「コンテンツ」です。
ですから「ワードプレスはSEOに強い」ではなく「CMSはSEOに強い」と言った方が適切かもしれません。
【まとめ】
①「更新頻度」はアルゴリズムがホームページを評価する基準のひとつです。
②「更新」作業とは、ホームページ内に「新しいページを増やす」作業のことです。
③ワードプレスは「更新作業が行いやすい」ため「SEOに強い」と云われているだけです。