SEO対策 #12【改訂版】ワードプレスはSEO対策に本当に強いのか?

※動画には、コラムでお伝えしていない内容が含まれています。

SEO対策に興味ある人なら、「ワードプレスはSEO対策に強い」というフレーズを目にしたことがあると思います。

しかし、「ワードプレスはSEO対策に強い」と云われている本当の理由を理解している人は極僅かです。

たとえば、通常のHTMLサイトや他のCMSサイトとワードプレスで制作したサイトの2つを同じ設計で同じコンテンツを掲載した場合「ワードプレスだからHTMLサイトや他のCMSサイトよりも上位表示される」ことはありません。

それでは、なぜ「ワードプレスはSEO対策に強い」と云われるのでしょうか?

その理由を知らずに運用管理していてもワードプレスでSEO効果を得ることはできません。

【「更新」の定義について】
Google検索アルゴリズムの評価基準のひとつにホームページの「更新頻度」があります。

※Google検索アルゴリズムに評価される=SEO効果が得られる


この「更新」についての定義が曖昧な人たちが多くいます。

SEO効果のある「更新」作業とはホームページ内に「定期的に新しいページが増える」ことを意味します。

つまり、「定期的に新しいコンテンツページが増える」ことを意味します。

既存ページのコンテンツに対して加筆したり、改訂することも「更新」の定義に含まれますがSEO効果は薄いです。

※「加筆」「改訂」についての詳細は動画をご覧ください。

この「更新」の定義を知らない人が多いようです。


また、ワードプレスの投稿機能を使用してブログを運用する場合、「とにかく更新すればよい」訳でもありません。

ホームページの基本設計とブログの設置方法やカテゴリーの設定方法、更新するコンテンツの内容によってSEO効果は異なってきます。

ワードプレスでホームページを制作してブログを設置する場合には、SEO効果のある更新作業を行う必要があります。

SEO効果の得られない更新作業は「時間のムダ」にしかなりません。

くれぐれも注意してください。


「ワードプレスはSEO対策に強い」という本来の意味は「更新作業が行いやすい」、つまりホームページ内に「新しいページを増やす作業が行いやすい」という意味です。


どのような仕様のホームページでもSEO効果に差が出るのは「設計」と「コンテンツ」です。

ですから「ワードプレスはSEO対策に強い」ではなく「CMSはSEO対策に強い」と言った方が適切かもしれません。

【まとめ】
①「更新頻度」はアルゴリズムがホームページを評価する基準のひとつです。

②「更新」作業とは、ホームページ内に「新しいページを増やす」作業のことです。

③ワードプレスは「更新作業が行いやすい」ため「SEO対策に強い」と云われているだけです。