集客 #12 改訂版【第一話】見込客の3つの行動 1/2

※動画には、コラムでお伝えしていない内容が含まれています。

ローカル・ビジネスの見込客は、3つの行動を経てお客様になります。

この見込客がお客様になるまでの3つの行動を理解していないとネット集客は不可能となります。

そして、この基本的なことを理解していない方が多くいらっしゃいます。

まずはじめに本コラム【第一話】で、この『見込客の3つの行動』について解説します。

※『見込客の3つの行動』=『見込客がお客様になるまでの3つのステップ』と考えてください。

そして別コラム【第二話】では、集客する側の『見込客をお客様にするための3つの対応』について解説します。

【ステップ1】見込客は「探す」
見込客は、検索エンジンを使って地域内(=集客エリア内)のサービスや商品、お店などを探します。

そして検索に使用するキーワードは、ロングテールキーワードが主流となっています。

逆に「地域名+サービス名」などの検索キーワードは少なくなっています。

また現在、検索ユーザーの80%以上がスマホを使用しています。


【参考リンク】
「ロングテールキーワードとは」
Google検索結果より

【参考コラム&動画】
『SEO対策 #02 検索キーワードの変化』
コラム動画

『SEO対策 #03 検索キーワードの選別方法とは?』
コラム動画

【ステップ2】見込客は「選ぶ」
見込客は、表示された検索結果から複数のホームページを閲覧して比較検討した後に「自分が最善と思うホームページ(サービスや商品、お店)」を選びます。

そしてスマホユーザーの場合は、あまり多くのホームページを比較検討しない傾向があります。

ただし、大手ECサイトでは商品単価が1万円を超えると徐々にスマホからの購入が少なくなり、3万円を超えるとスマホからの購入はほとんどなくなります。

また住宅関連のリフォーム業の当社クライアントの場合、デバイス別アクセスデータではスマホからの閲覧が50%以下となっています。

つまり、比較的高額なサービスや商品の場合、見込客はスマホで検索した後、タブレットやパソコンで「慎重に比較検討している」ということです。

高額なサービスや商品の場合=スマホで探す→パソコンやタブレットでじっくり比較検討して選ぶ。

高額なサービスや商品を提供している業種の場合には、この事実は押さえておきたいポイントです。

そして、このような見込客の行動を「検索ユーザーのクロスデバイス化」と呼んでいます。

【参考リンク】
「クロスデバイス 意味」
Google検索結果より

「マルチデバイス 意味」
Google検索結果より

【ステップ3】見込客は「行動する」
見込客はサービスや商品、お店などを選んだ後、「予約」「注文」「依頼」「お問合せ」「来店」などの「行動」をとります。

見込客は、この3つのステップをすべてクリアしてからお客様になります。


【結論】見込客は「最善を選ぶ」
見込客はサービスや商品、お店などを「探す」ためではなく、比較検討して「最善を選ぶ」ために検索エンジンを使用しています。


そして集客する側のあなたは、この「見込客の3つの行動」に対してネット集客の仕組みをピッタリ対応させる必要があります。

①見込客は「探す」⇒集客する側の対応は?

②見込客は「選ぶ」⇒集客する側の対応は?

③見込客は「行動する」⇒集客する側の対応は?

「集客する側」の具体的なネット上の対応については【第二話】で解説します。

【まとめ】
①見込客は「探す」

②見込客は比較検討してから「選ぶ」

③見込客は「行動する」

④見込客は「最善を選ぶ」ために検索エンジンを使用する。