集客 #11 SEO対策やリスティング広告で新規お客様が増えない理由

※動画には、コラムでお伝えしていない内容が含まれています。

多くのローカル・ビジネスの経営者さんたちがネット集客のために行う主な施策に『SEO対策』と『リスティング広告』があります。

そして、この2つの施策を行っているのに「お客様が増えない」で困っているローカル・ビジネスの経営者さんも多くいらっしゃいます。

この「お客様が増えない」状況を改善するには、はじめに原因を突き止める必要があります。

しかし、ネット集客の仕組みを理解していない場合、「どうしてお客様が増えないのか?」の「どうして」を見つけて改善することができません。

なぜなら「お客様が増えない」原因は複数考えられるからです。

そこで今回のコラム(動画)では、『SEO対策』と『リスティング広告』で「お客様が増えない」理由(原因)とその対処方法について解説します。

※『リスティング広告』=ここでは『Google広告』を前提として解説します。

【見込客の3つの行動】
通常、見込客は3つのステップを踏んでからお客様になります。

ステップ① 探す。
見込客は、商品やサービスをネット検索で探します。

ステップ② 比較検討する。
見込客は、複数のホームページを閲覧して商品やサービスを比較して検討します。

ステップ③ 選んで行動する。
見込客は、比較検討後に商品やサービスを選んでから行動(予約、来店、お問合せ等)する。

『SEO対策』と『リスティング広告』の役割は、①の商品やサービスをネット検索して探している見込客をホームページへ誘導するまでです。

『見込客の3つの行動』についての詳細は下記コラム(動画)を参考にしてください。
『集客 #05【第一話】見込客の3つの行動 1/2』
コラム動画

『集客 #05【第二話】見込客の3つの行動 2/2』
コラム動画

つまり、ローカル(地域密着型)ビジネスのネット集客で、お客様を増やすには集客する側(=あなた)が以下のことを実現する必要があります。

「集客エリア内の見込客をホームページに集めて行動(予約、来店、お問合せ等)してもらう」

【集客できていない場合のチェックポイント】
お客様が増えない場合のチェックポイントは以下の通りです。

①見込客が使う検索キーワードで表示されるか?
見込客が商品やサービスをネット検索するときに使用するキーワードの検索結果にHPと広告が表示されるか否かをチェックする。

②集客エリア内の見込客を集めているか?
集客エリア内の見込客をホームページに集めているか否かをチェックする。

③訴求効果の高い、わかり易いホームページか?
見込客は比較検討するので商品やサービスについて、わかり易くホームページに掲載しているか否かをチェックする。

④ホームページに導線設計がされているか?
見込客が選んだ後の行動(予約、来店、お問合せ等)を促すようにホームページのコンテンツを作成しているか否かをチェックする。

SEO対策とリスティング広告が原因でお客様が増えない場合には、①と②を改善する必要があります。

【各チェックポイントの対処方法】
各チェックポイントの対処方法は以下の通りです。

①見込客が使う検索キーワードで表示されるか?
自然検索結果の「検索キーワード」は、サーチコンソールの「検索パフォーマンス」で確認できます。

サーチコンソールで確認できる検索キーワードで「見込客が使用するものか否か」をチェックしてください。

またGoogle広告は「分析情報とレポート」→「検索語句」で確認できます。

◆対処方法◆
SEO対策とリスティング広告の両方を見込客が使う検索キーワードへ設定を変更する。

見込客が使用する検索キーワードについては下記サイトとコラム(動画)を参考にしてください。
『Search Consoleを使ってみる』
Google検索セントラルより

「サーチコンソールで流入 検索キーワードの調べ方」
Google検索結果より

『SEO対策 #02 検索キーワードの変化』
コラム動画

『SEO対策 #03 検索キーワードの選別方法とは?』
コラム動画

『SEO対策 #08 見込客が使う検索キーワードの調べ方とは?』
コラム動画


②集客エリア内の見込客を集めているか?

ホームページへの地域別アクセス数はGA4の「ユーザー属性の詳細」→「市区町村」で確認できます。

またGoogle広告は「地域」メニューから広告表示地域の確認ができます。

◆対処方法◆
集客エリア内からのアクセス数が少ない場合にできることは下記の通りです。

SEO対策では、ホームページへ可能な限り地域名を記述する。
※スパムにならないように注意する。

Google広告は、広告配信地域の設定を集客エリア内へ変更してください。

集客エリア(地域)の確認方法と設定方法は下記サイトとコラム(動画)を参考にしてください。
『地域ターゲティング』
Google広告ヘルプ

『【初心者必見】GA4の基本的な使い方や分からない時の対処法を解説』
アドエビス「お役立ちコラム」より

『Googleアナリティクスの超基本的な使い方』
エックスサーバー『初心者のためのブログ始め方講座』より

『集客 #02 集客エリアの絞り込み』
コラム動画


③訴求効果のある、わかり易いホームページか?
見込客は、複数のホームページを閲覧して比較検討します。

そのため、わかり易いコンテンツを掲載している場合には、ホームページの平均閲覧時間が長くなります。

平均閲覧時間の確認方法は、GA4の『平均エンゲージメント時間』で確認できます。

「平均エンゲージメント時間とは」
Google検索結果より

『[GA4] エンゲージメント概要レポート』
アナリティクスヘルプ

◆対処方法◆
見込客の知りたい情報を掲載する。

ホームページに掲載するコンテンツについては、下記コラム(動画)を参考にしてください。
『ホームページ #08 集客用ホームページに必要なコンテンツとは?』
コラム動画


④ホームページに行動を促す導線設計がされているか?
ホームページの最終目標=コンバージョンを明確にする。

※コンバージョン=行動(予約、来店、お問合せ等)を明確する。

◆対処方法◆
見込客の行動(予約、来店、お問合せ等)を促すコンテンツ(導線)を改善する必要があります。

コンバージョンについては、下記コラム(動画)を参考にしてください。
『広告宣伝 #09 コンバージョン率を上げる方法』
コラム動画

『集客 #06 集客人数が増えないときのチェックポイントと対処方法』
コラム動画

【まとめ】
SEO対策とリスティング広告でお客様が増えない場合。
①見込客が使う検索キーワードで表示されるか?

②集客エリア内の見込客を集めているか?

①と②を確認して必要な場合は、改善する。


見込客は3つの行動
ステップ① 探す。
見込客は、商品やサービスをネット検索で探す。

ステップ② 比較検討する。
見込客は、複数のホームページを閲覧して商品やサービスを比較検討する。

ステップ③ 選んで行動する。
見込客は、比較検討後に商品やサービスを選んでから行動(予約、来店、お問合せ等)する。


ローカル・ビジネスのネット集客でお客様を増やすには、
「集客エリア内の見込客をホームページに集めて行動(予約、来店、お問合せ等)してもらう」