ホームページ #09 コンテンツの作成手順とは?

※動画には、コラムでお伝えしていない内容が含まれています。

近年、テクニカルな内部SEO対策やリンク獲得による外部SEO対策では検索結果で上位表示させることが困難になっています。

そして検索ユーザーが満足する高品質なコンテンツを提供しているホームページが上位表示されるアルゴリズムに進化しました。

そのため集客する側は、検索ユーザーが必要としている情報や欲しい情報を提供できる高品質なコンテンツを作成する必要があります。

しかし上位表示させるための高品質なコンテンツを「どのように作成すればよいのか?」という疑問や悩みを持っている方も多いと思います。

そこで今回のコラムでは、ネット集客用ホームページのコンテンツの作成手順をご紹介します。

参考までに、この高品質なコンテンツを作成して検索ユーザーへ提供することを『コンテンツSEO』と呼んでいます。

【関連コラム&動画】
SEO対策 #05【第一話】SEO対策『コンテンツSEO』1/5
検索順位を決めているのは誰だ?①
Googleアルゴリズムの進化
コラム動画

【コンテンツの2つの条件】
ネット集客用ホームページのコンテンツは2つの条件を満たす必要があります。

条件①:上位表示させる。(SEO対策)
見込客が使用する集客につながるキーワードで上位表示させるためのコンテンツ内容が必要。

これが『コンテンツSEO』と云われている施策です。


条件②:CVを獲得する。(選んでもらう)
見込客は、同業の競合相手(ライバル)と比較検討します。

そのため見込客に選んでもらうための訴求効果の高いコンテンツである必要があります。


【関連コラム&動画】
『集客 #05【第一話】見込客の3つの行動 1/2』
コラム動画

『集客 #05【第二話】見込客の3つの行動 2/2』
コラム動画

【作成手順が重要】
ネット集客用ホームページのコンテンツは作成手順が重要となります。

2つの条件を満たすコンテンツの作成手順は下記の通りです。

①基本キーワードのリストアップ

②複合キーワードのリストアップ

③複合キーワードの意図を把握

④コンテンツのテキスト作成

ネット集客用ホームページのコンテンツは、必ずこの手順で作成します。


基本キーワードと複合キーワードの調査は下記ツールで行います。
・サジェスト検索と検索結果
・Googleトレンド
・Google広告のキーワード・プランナー
※Google広告を運用している場合には使用できます。

【参考リンク】
「サジェスト検索とは」
Google検索結果より

『Googleトレンド』

『Googleトレンドとは?使い方から見方、活用法まで解説!』
エックスサーバーの記事より

検索キーワードの調査方法は下記動画内で解説しています。
『SEO対策 #08 見込客が使う検索キーワードの調べ方』
コラム動画

『ホームページ #08 集客用ホームページに必要なコンテンツとは?』
コラム動画

【手順①~④の各作業の説明】
※動画内では各作業の具体例を挙げてわかり易く解説しています。

①基本キーワードのリストアップ
見込客が「検索に使用する」と考えられる基本キーワードのリストを作成します。

リスト化する基本キーワードとは、見込客が検索に使用する業種名、商品名、サービス名などです。

次にここでリストアップした基本キーワードをカテゴリー別にセグメント(整理分割)します。

※カテゴリー別のセグメントとは、商品名別、サービス名別などに整理分割することです。

このセグメントした各カテゴリーがホームページの各コンテンツページのテーマとなります。

つまり、基本キーワードの全カテゴリー数=ホームページのコンテンツページ数となります。


②複合キーワードのリストアップ
①でセグメントした各カテゴリーの基本キーワードを含む複合キーワードをすべてリストアップします。

※複合キーワードとは、業種名、商品名、サービス名などが含まれる2語以上から成るキーワードのこと。

たとえば、「地域名+業種名」「サービス名+費用」など。


③複合キーワードの意図を把握
②でリストアップした各カテゴリーの複合キーワードの意図を把握します。

※「意図を把握する」とは、「見込客がどんな目的で、そのキーワードを使って検索したのか?」を把握することです。


④コンテンツのテキスト作成
各カテゴリーの複合キーワードの意図を把握してから、それを参考に①でセグメントした各カテゴリーのコンテンツページを作成する。


《コンテンツのテキスト作成のコツ》
元々、「見込客が検索するときに使用する」と思われる複合キーワードをベースにして文章等を作成するので検索エンジンに認識されやすいコンテンツページとなります。

この①~④の手順を踏めばコンテンツSEOを意識しなくてもSEO効果の高いコンテンツが作成できます。

そしてコンテンツSEOは、1ページ1テーマ(コンテンツ)が基本条件となります。

※1ページ1テーマ(コンテンツ)のホームページ設計を当社では『マルチエントランス構造』と呼んでいます。

【この作成手順のメリット】
見込客が使用する検索キーワードからコンテンツを作成するメリットは下記の通りです。

①コンテンツSEOが自動で施策できる。
元々、見込客が使用する検索キーワードからコンテンツを作成するのでSEO効果は抜群で上位表示される確率が大幅に上昇します。

②見込客が必要としている情報を掲載できる。
見込客の知りたい情報や取捨選択の判断材料となる情報などの高品質なコンテンツをホームページに掲載できます。

つまり、この作成手順を踏むことによりCV率が大幅に上昇して「集客人数が増える」ということです。

【まとめ】
①ネット集客用HPのコンテンツは2つの条件を満たす必要がある。
・上位表示させるためのコンテンツ。
・CVを獲得するためのコンテンツ。

②コンテンツは4つの手順を踏んで作成する。
1.基本キーワードのリストアップ
2.複合キーワードのリストアップ
3.複合キーワードの意図を把握
4.コンテンツのテキスト作成