広告宣伝 #05【後編】医療広告ガイドラインとリスティング広告2/2

※動画には、コラムでお伝えしていない内容が含まれています。

※リスティング広告=グーグル広告とヤフー広告

【前編】では、厚生労働省が定める『医療広告ガイドライン』について解説しました。

【後編】では、これまで医業クライアントのリスティング広告への出稿で、主に医療広告としての審査について経験したことをお伝えします。

ただし今回、具体的な内容については動画内で詳細に解説しています。

参考にしてください。


リスティング広告では、どのような業種でも審査があります。

広告文(タイトルと説明文)と飛び先のホームページのコンテンツが審査対象となります。

医業の場合には、医療広告ガイドラインに準拠していない場合には、当然不承認となります。

ただしグーグル広告とヤフー広告は、広告文とホームページのコンテンツが医療広告ガイドラインに準拠していても不承認になる場合がありました。

それはそれぞれが定めている『ポリシー』に違反した場合です。


【グーグル広告の場合】
※具体例は動画内でお伝えします。

医療広告ガイドラインに準拠していても不承認となったケースをお伝えします。

主にホームページのコンテンツが原因で不承認となりました。

・人体の一部が写っている画像
歯科医院のホームページで入れ歯の説明のため口腔内の義歯装着状態の写真を掲載していましたが不承認の原因となりました。

説明の写真をイラストへ変更して承認されました。


・レントゲン写真
診療所に設置されているレントゲン機器で撮影したレントゲン写真を説明のため掲載しましたが不承認の原因となりました。

レントゲン写真をイラストへ変更して承認されました。

ちなみに診療所に設置されていないレントゲン機器により撮影されたレントゲン写真をホームページに掲載することはNGです。


上記2つは医療広告ガイドラインには準拠していましたがグーグル広告のポリシー違反ということで不承認となったケースです。

そして審査内容に関しては、グーグル広告側に説明責任は一切発生しません。

またグーグル広告のサポート部門と審査部門は別々の組織のようです。

つまり、Google広告のポリシーに準拠する必要がありますが、その審査基準が今一つハッキリしません。

『グーグル広告ポリシー』
Google広告ポリシーヘルプより


また承認されて稼働していた広告が、突然不承認になり広告が停止することがあります。

このような場合には、修正などは行わず、そのまま再審査請求してください。

ほとんどの場合、AIの誤認によるものです。

【グーグル広告のまとめ】
①医療広告ガイドラインに準拠していてもポリシー違反により不承認となることがある。

②人体の一部が写っている画像は不承認になりやすい。

③レントゲン写真も不承認になりやすい。

④グーグル広告側に審査内容について説明責任は発生しない。

 

【ヤフー広告の場合】
※具体例は動画内でお伝えします。

ヤフー広告でなかなか審査が通らない場合、その理由を具体的に指摘してくれます。

ただし、ヤフー広告も医療広告ガイドラインに準拠していてもヤフー広告のポリシーに違反している場合には不承認となります。


具体例として、平均価格(平均費用)を広告文とホームページに掲載していないと不承認となります。

通常、自費治療(保険適用外)の場合で費用に幅がある場合には最低価格と最高価格を掲載しています。

例)自費治療費用:220,000円~440,000円(税込)


しかし、ヤフー広告では、広告文とホームページにその自費治療費の平均価格も掲載しないと不承認となります。

例)自費治療費用の平均:330,000円(税込)


その他では、破損した入れ歯の修理前と修理後の写真を掲載していたのがポリシー違反で不承認となりました。

※グーグル広告ではこの写真は承認されました。


また、その他にも不思議なポリシー違反により不承認となりました。

不思議なポリシー違反の具体的な内容は動画内でお伝えします。

『ヤフー広告ヘルプ』
以下はヤフー広告の医療関連広告掲載基準のガイドラインページです。

以下、参考にしてください。

・医療機関
・医療技術の紹介
・あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復
・整体、気功、アロマテラピー、カイロプラクティックなどの民間療法


【ヤフー広告のまとめ】
①不承認が続く場合、その理由を具体的に指摘してくれます。

②自費治療などの平均費用(価格)を掲載しないと不承認となる。

③グーグル広告で承認されたものでも不承認となる場合がある。

④電話番号はテキストで記載しないと不承認となります。