その他 #01【第二話】《初心者向け》ネット集客の施策は、“どこまでやるのか?” 2/2
※動画には、コラムでお伝えしていない内容が含まれています。
今回は【第一話】『ネット集客の施策は、どこまでやるのか?』の続きとなります。
第一話では、ホームページ(SEO、コンテンツSEOを含む)、MEOについて解説しました。
この第二話では、リスティング広告、LP、ブログ・SNSについて解説します。
【リスティング広告】
ローカル・ビジネスの事業主さんは、あまり有料の広告宣伝活動を行わない傾向にあります。
しかし、ネット集客で有料の広告宣伝を行う場合、ほとんどの事業主さんはリスティング広告から始めると思います。
特にスマホが普及した現在、リスティング広告の必要性は増すばかりです。
リスティング広告の必要性の詳細は下記コラムをご覧ください。
『広告宣伝 #03 リスティング広告は必要なのか?』
リスティング広告は有料の広告宣伝活動ではネット集客の効率が一番良い施策です。
・Google広告
※必要度レベル:高
リスティング広告と言えば、一番初めに思い浮かぶのがGoogle広告だと思います。
ローカル・ビジネスの場合、まずはしっかりとGoogle広告を運用することが大事です。
そしてほとんどのローカル・ビジネスの場合、費用対効果的に運用できれば、有料の広告宣伝活動はGoogle広告のみで事足ります。
・ヤフー広告
必要度レベル:低~中
ヤフー広告は、Google広告による集客人数の上限が限界値に達した場合には試す価値があります。
また広告宣伝の予算に余裕がある事業主さんは試してみるのもよいかと思います。
参考までに現在ヤフー広告を運用している弊社のクライアントさんはいません。
有料の広告宣伝活動を増やすか否かは、最終的に毎月の集客人数が判断材料となります。
※動画では『とある歯科医院』のリスティング広告運用事例を解説しています。
・SNS広告
※必要度レベル:無~低
広告宣伝の予算に余裕がある、または、広告宣伝費をたくさん使って税金対策したいローカル・ビジネスの事業主さんはどうぞ!
基本的に広告宣伝は「確率論」なので、会員しか閲覧できないSNSなどは非効率的だと弊社では考えています。
ただし「偶然」を期待するなら、運用してもよい広告宣伝方法かもしれません。
【LP(ランディングページ)】
必要度レベル:無~低
ホームページとは別に制作するペライチの広告専用ホームページをLP(ランディングページ)と呼んでいます。
主にリスティング広告を運用する際に広告のリンク先としてLPが使用されています。
リスティング広告とLPを組合せは、以下の4つのいずれかに当てはまる場合に使用します。
①テスト・マーケティング
市場ニーズを調査するために新しい商品やサービスを限定的に販売する場合。
このテスト・マーケティングで良い結果がでれば大々的に市場へ新しい商品やサービスを投入する。
②催事や季節関連の商品やサービス
不定期に行われる催事や季節関連の商品やサービスなど、短期間に集客する必要がある場合。
③企業イメージと合わない商品やサービス
ホームページ内で紹介できない企業イメージと合わない商品やサービスを販売する場合。
④ホームページが無い事業者や企業
ホームページを持っていない事業者や企業がネット集客を行う場合。
弊社では、上記4つのケースに該当しない場合には、ホームページとは別にランディングページを制作する必要は無いと考えています。
なぜなら『ネット集客専用のホームページ』というものは、『LPの集合体である』というのが弊社の考えだからです。
また、LPはホームページと異なりSEO効果を得ることが困難です。
※動画では『とある整体院』のLP運用事例を解説しています。
《LPOについて》
※LPO=Landing page optimizationの略語
A/Bテストや多変量テストを行い、ランディングページをブラシュアップしてCV率を上げる作業をLPO(ランディングページ最適化)と呼んでいます。
このLPOは、広告宣伝の予算が潤沢にある大手企業などが行うもので、一般的なローカル・ビジネスでは行いません。
※LPO(ランディングページ最適化)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
そしてLPは、コンバージョン率を高めるためにレスポンス広告であることが絶対条件となります。
レスポンス広告の詳細については、下記コラムをご覧ください。
『広告宣伝 #01 レスポンス広告とイメージ広告
【ブログ、SNS】
※必要度レベル:無~低
ネット集客の一環としてブログやSNSを運営しているローカル・ビジネスの事業主さんがいます。
競合率の高い業種の場合、SEO対策の一環としてホームページ内にブログを設置することがあります。
ただし、ブログでSEO効果を得るには、ホームページへの設置方法やブログの更新内容についての知識が必要となります。
それとSNSの運用は慎重に行う必要があります。
業種にもよりますが、ネット集客の一環としてSNSを運営するメリットは、ほとんど見当たりません。
そしてブログもSNSも運営をはじめた場合、更新し続ける必要があります。
更新が途切れると「だらしない」とか「廃業したのかな?」などのネガティブな印象をユーザーに与えます。
そのため運営を始める前に更新する手間もよく考えて判断する必要があります。
【まとめ】
①リスティング広告は、集客効果の高いGoogle広告から
②ネット集客専用のホームページというものは、LPの集合体です。
③ブログやSNSは運営を始める前に得られる効果と更新する手間もよく考えて判断する。