広告宣伝 #04 なぜリスティング広告で集客できないのか?
※動画には、コラムでお伝えしていない内容が含まれています。
リスティング広告を運用しているのに集客人数が増えないで悩んでいるローカルビジネスの事業主さんもいらっしゃると思います。
リスティング広告を運用しているのに集客人数が増えない理由には3つのパターンがあります。
①広告が表示されない。
②広告がクリックされない。
③広告はクリックされているがお客様が増えない。
そこで今回のコラムでは、リスティング広告で集客できない各パターン別のチェック項目と対処方法を紹介します。
※本コラムはGoogle広告の運用を前提として解説しています。
【①広告が表示されない】
広告が「表示されない」または「表示回数が少ない」場合。
・見込客(検索ユーザー)がいるのか?
ネット検索であなたの商品やサービスを探している見込客がいるか否か?。
つまり、市場ニーズがあるか否か?ということです。
・見込客が使う検索キーワードを設定しているか?
見込客が使う検索キーワードでちゃんと設定していないので広告が表示されない。
つまり、見込客があなたの商品やサービスを探すときに使用する検索キーワードを設定しているか否か?ということです。
たとえば現在、「地域名+業種名」などの単純な検索キーワードだけではありません。
【参考コラム&動画】
『SEO対策 #02 検索キーワードの変化』
※ユーチューブ動画はこちら
『SEO対策 #03 検索キーワードの選別方法とは?』
※ユーチューブ動画はこちら
・クリック単価(入札単価)は適切か?
クリック単価の設定が低すぎると広告は表示されません。
管理画面の『検索キーワード』→「ステータス」チェックする。
・マッチタイプは適切か?
検索キーワードのマッチタイプの選択が不適切の場合、広告が表示されないことがあります。
[フレーズ一致]、[完全一致]は無駄に表示されにくいマッチタイプです。
逆に[部分一致]は表示されやすいマッチタイプですが、無駄な表示も多くなります。
例)「歯科医院」というキーワードの場合、美容院でも「院」が部分的に一致するため広告が表示される。
『キーワードのマッチタイプについて』
Google広告ヘルプ
そのため[部分一致]で設定する場合には、あわせて除外キーワードも設定しなければならない場合があります。
例)「歯科医院」で[部分一致]の場合、「美容」を除外キーワードに設定する。
『除外キーワードについて』
Google広告ヘルプ
【②広告がクリックされない】
広告は表示されているがクリックされない場合。
・タイトルと説明文は最適か?
広告のタイトルと説明文は、見込客が使う検索キーワードに対応させる。
・「なんの広告か」ひと目でわかるか?
タイトルと説明文でなんの広告か?がすぐに理解できなければクリックされません。
ひと目見て「なんの広告かわかる」タイトルと説明文にしてください。
・訴求効果はあるか?
タイトルと説明文を読んだ見込客が思わずクリックしてしまうような訴求効果の高い広告か否か。
【③広告はクリックされているが…】
広告はクリックされているがお客様が増えない場合。
・ホームページに訴求効果はあるか?
広告の飛び先のホームページに訴求効果が無い場合、見込客がお客様になることはありません。
・事業自体の競争力はあるか?
見込客は、あなた事業と同業他社を比較して検討します。
そのため事業自体の競争力がない場合、見込客に選ばれないのでお客様が増えることはありません。
【関連コラム&動画】
『集客 #05【第一話】見込客の3つの行動 1/2』
※ユーチューブ動画はこちら
『集客 #05【第二話】見込客の3つの行動 2/2 対応編』
※ユーチューブ動画はこちら
・集客エリア内の見込客に広告配信しているか?
ローカルビジネスのネット集客で重要なことは、集客エリア内の見込客をホームページへ集めることです。
そのため、広告を配信する地域の絞り込みをきっちりと行わないとお客様は増えません。
集客エリア内に広告の配信地域設定が行われているか否かを確認してください。
『広告のターゲット地域を設定する』
Google広告ヘルプ
・広告配信時間や曜日
費用対効果的に広告を配信するには、見込客からのお問合せや来店可能な時間帯や曜日に広告を配信するのが効果的な場合があります。
特に広告予算が限れている場合には、費用対効果的な広告スケジュールを設定して様子を見てください。
『広告のスケジュールを設定する』
Google広告ヘルプ
【関連コラム&動画】
『集客 #06 集客人数が増えないときのチェックポイントと対処方法』
※ユーチューブ動画はこちら
【まとめ】
リスティング広告で集客できない場合には、
①データーを分析し、3つのパターンのどれに該当するかを明確にする。
②該当するパターンの各チェック項目を1つずつ確認して原因を明確にしてから対処する。